糖尿病網膜症(よくあるご質問)|白内障手術(多焦点眼内レンズのレーザー白内障手術)大宮七里眼科(さいたま市)

文字サイズ
標準
拡大
問い合わせ
メールでのお問い合わせ
TEL:048-686-7000
診療時間
平日  8:30 ~ 12:00
14:00 ~ 17:00
土曜 8:30 ~ 11:30
休診日
木曜 土曜午後 日曜祝日

手術・治療について

糖尿病網膜症

よくあるご質問

糖尿病になると、どれくらいの人が糖尿病網膜症にかかるのですか?
平成24年の国民健康・栄養調査によると、「糖尿病が強く疑われる者」は約950万人、「糖尿病の可能性を否定できない者」は約1,100万人と推計さています。「糖尿病が強く疑われる者」と「糖尿病の可能性を否定できない者」を合わせると約2,050万人いると推定されています。

http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000032813.pdf
糖尿病網膜症は、糖尿病になってからどれくらいの期間で発症するのでしょうか?
糖尿病発症後に糖尿病網膜症にかかるまでの期間は、糖尿病の重症度や血糖コントロールの度合いなどによって一概にはいえません。しかし、糖尿病にかかってから7から10年程度で発症するケースが多いと言われています。また、糖尿病網膜症は、糖尿病の発症期間や重症度と密接な関係があることはわかっています。
糖尿病に合併する眼の病気は糖尿病網膜症以外にもありますか?
白内障、虹彩毛様体炎、虹彩ルベオーシスと、これに続発する緑内障、角膜症などがあります。

白内障:水晶体が濁る病気。水晶体は瞳孔のすぐ後ろにあるので、水晶体の濁りが強くなると、瞳孔が白く見えます。症状は水晶体の濁りの位置や程度によってさまざまですが、主な症状には次の4つがあります。
1.まぶしい。2.物がぼやけて見える。 3.昼盲(明るいところで見えにくい)。4.単眼複視(片眼で見ても物が2つに見える)。

虹彩毛様体炎:虹彩と隣接する毛様体の炎症
虹彩ルベオ―シス:虹彩に新生血管がみられる状態で、眼圧上昇やそれに伴う緑内障、視神経萎縮をきたします。
緑内障:多くは眼圧が上昇することによって視神経が圧迫されて、やがて視野異常や視力低下が起きます。
角膜症:糖尿病性角膜障害の総称。ドライアイなど、さまざまな角膜上皮障害と、角膜内皮障害があります。
「血糖値は目標どおり」と担当の先生に言われているため、眼科を受診していません。血糖値が良好にコントロールされていれば大丈夫でしょうか?
HbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー)値の状態にかかわらず、糖尿病罹病期間が5~10年の患者さんで急激に糖尿病網膜症発症のリスクが高まることが報告されています。糖尿病網膜症は、黄斑部に病変が生じるか、硝子体出血や網膜剥離が生じるまで自覚症状はほとんど出ないため、発見された時点で治療を開始しても手遅れとなることが珍しくありません。自覚症状がなくても糖尿病と診断された場合は定期的に眼科を受診しましょう。
糖尿病と診断されました。担当の先生には眼科に行くように言われていませんが、「定期的な眼科受診が大切」と聞きました。どうしたらいいでしょう?
糖尿病治療ガイドでは眼の状態が正常であっても、1年に1回は眼科を受診するように推奨しています。糖尿病網膜症初期は自覚症状がほとんど出ないため、発見された時点で治療を開始しても手遅れとなることが珍しくありません。定期受診の頻度は網膜症の病期によって異なります。まだ網膜症を発症していないなら1年に1回、網膜症と診断されたら、医師の指示に従って眼科を受診しましょう。眼科では眼底検査などを行い、眼の中の病変を確認します。
糖尿病網膜症を発症させないためには、どのような治療法がありますか?
近年、海外や国内で行われたいくつかの大規模臨床試験の結果から、厳格な血糖コントロールが糖尿病網膜症の発症を予防することが明らかになっています。しかし、HbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー)値にかかわらず、糖尿病罹病期間が5~10年の患者さんで急激に網膜症発症のリスクが高まることが報告されています 1)。
糖尿病網膜症は、黄斑部に病変が生じるか、硝子体出血や網膜剥離が生じるまで自覚症状はほとんど出ないため、発見された時点で治療を開始しても手遅れとなることが珍しくありません。自覚症状がなくても糖尿病と診断された場合は定期的に眼科を受診しましょう。
急に血糖値を下げると糖尿病網膜症が悪化することがあると聞きました。本当ですか?
急激な血糖コントロールは一時的に糖尿病網膜症を悪化させることが報告されています。このメカニズムにはまだ不明な点が多いのですが、一般的に、HbA1cの改善度は1ヵ月に0.5~1%を超えないようにすることが推奨されています。

急激な血糖コントロールで糖尿病網膜症が悪化するケースに下記があげられます。

1. 糖尿病網膜症で糖尿病が発見されるなど、無治療期間が長い場合
2. 血糖コントロール不良期間が長い場合
3. 腎症の進行により透析導入が間近、あるいは透析導入直後の場合
4. 活動性肝疾患、血液疾患、感染症などの全身疾患を有する場合
5. 高血圧あるいは起立性低血圧を有する場合
6. 妊娠中
7. 高齢者 など