網膜剥離(網膜剥離とは?)|白内障手術(多焦点眼内レンズのレーザー白内障手術)大宮七里眼科(さいたま市)

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手術・治療について

網膜剥離

網膜剥離(もうまくはくり)とは?

眼球の内側にある網膜という膜がはがれてしまう病気です。

網膜は、眼の奥にある厚さ約0.1~O.4ミリの薄い膜で、ものを見るために重要な役割を担っています。網膜は10層に分かれており、内側の9層は神経網膜といい、光を感じる細胞が並んでいます。外側の1層は網膜色素上皮細胞といいます。

網膜色素上皮細胞と神経網膜の接着は弱く、何らかの原因で神経網膜が網膜色素上皮細胞からはがれて、硝子体の中に浮き上がってしまうことがあります。これを裂孔原性網膜剥離(れっこうげんせいもうまくはくり)といい、網膜剥離のなかでも、最も多くみられます。

網膜剥離01

網膜剥離の症状

このような症状があれば検査を受けましょう。

・飛蚊症 :視界に黒い点やゴミのようなものが見える。
・光視症 :光が当たっていないのに、眼の中にピカピカと光るものが見える。
・視野欠損 :視野が少しずつ欠けてくる。
・視力低下 :ものがはっきりと見えなくなる。

網膜剥離の種類

■裂孔原性網膜剥離

網膜剝離のなかでも、最も良く見られる症状です。網膜に孔が開いてしまい、眼の中にある液化硝子体という水が漏れ出し、網膜の下に入り込むことで発症します。孔が小さいうちは、進行はゆっくりですが、大きくなるにつれ症状は一気に進みます。進行すると、全ての網膜が剥がれてしまい、視力が低下していきます。
孔が開く原因は、主に老化によるものですが、眼に強い衝撃を受けた場合でも、孔が開くことがあります(外傷性網膜剝離)。

また近視の方に多く、10代~20代の若年の方と50~60代の中高年の方での発症が多いといわれています。

■その他の網膜剥離

糖尿病網膜症は、糖尿病腎症・神経症とともに糖尿病の3大合併症のひとつで、失明の原因の第一位といわれています。眼の一番奥、眼底には網膜という神経の膜があり、多くの毛細血管があります。糖尿病の方の血液は糖が多く血液の流れが悪いので、網膜の毛細血管が弱り、小さな出血がおこります。初期の網膜症である場合は、血糖値のコントロールを行えば改善することもありますが、症状が悪化すると、新生血管が硝子体に向かって伸びてきて、その血管の壁が破れ大出血がおこり、失明に至る場合もあります。

※間違いやすい症状
■生理的飛蚊症
硝子体は年をとると、組織の一部が濁ってき、網膜に影を落とすことがあります。これは加齢による生理的な現象で、病気ではありません。60歳頃になると、約3割の人に飛蚊症があるといわれています。

■後部硝子体剥離
年齢を重ねるにつれ硝子体が液状に変化し組織が収縮して、網膜から浮き上がってしまう状態のことを後部硝子体剥離といいます。自覚症状として、飛蚊症や眼のかすみ、光視症があります。眼底検査により、後部硝子体剥離かどうかが分かりますので、自覚症状が現れたら検査を受けてください。

網膜剥離の検査

検査を受けて早期に発見しましょう。

・眼底検査
最も大切な検査です。眼底検査は、点眼薬で瞳孔を開き、眼底の様子を調べる検査です。硝子体出血などで眼底が見えないときには、超音波を使って検査を行います。

・視野検査
どのくらいの範囲までものを見ることができるかを確認する検査です。視野が基準値を大幅に下回る場合、網膜剝離、緑内障といった眼の病気が疑われます。ただし人の視野は健康状態によって左右される場合もありますので、体調が良好な日に検査を受けるのが望ましいです。

網膜剥離02